2021年1月15日金曜日

H邸 ユニットバス設置工事

昨年末、立て続けにユニットバス設置についてご相談を承り、 
その中のH邸について無事ご依頼いただくことができました。
 築35年の別荘は、オーナー様の手入れが行き届き、
 築年数を感じさせない建物ですが、
お風呂場が在来工法のため、 入浴時に足元が非常に冷たい、
とのご相談から 設置に至ることとなりました。

現状のお風呂はこんな感じです。


いわゆる板壁とタイルの一般的なお風呂です。
このような在来工法からユニットバスの交換には、
お風呂以外にも洗面台などの一時撤去と壁の一部解体が伴います。

さて、工事着手となりますが、
まずは廊下などに傷がつかないよう、
また、ほこりなどが飛散しないように養生を行います。

浴槽を設備業者にて撤去いたします。

建築工事にて、壁と洗い場タイル部分の撤去を行います。
タイルやコンクリートの撤去に際しては、
ユニットバス本体の最低設置高を考慮し、
撤去(斫り)する深さを決定しています。


肝心な基礎の施工は、既存基礎に差し筋をして
コンクリートにひび割れが出にくいよう施工します。

鉄筋を施工したのち、コンクリートを打設します。


ユニットバスを搬入するため、壁の撤去を行いました。

築35年、断熱材も劣化していると想定し、
古い断熱材の撤去を行い、
既存と同じロックウールの新品を入れることといたしました。


断熱材を入れたのち構造用合板にて復旧いたしました。

窓も額縁以外はすでに設置済みです。

いよいよ、ユニットバスの組み立てに入ります。
傷をつけないよう、養生を徹底し、慎重に作業を行います。

外回りの配管も大きく変更となります。

設置2日で、おおむねの形ができました。

ユニットバスの設置が完了したら、
解体した壁や器具等の復旧となります。



壁紙も貼り換えました。

すべて復旧し、完成です。

工事期間は、約1ヶ月。
サイズは1216サイズ。
コンパクトですが、清潔感のある、
すっきりとしたユニットバスをお選びいただきました。

オーナー様はしばらくお越しになれないとのことですが、
次回ご来荘時に、温かいお風呂を
お楽しみいただけることと思います。


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