2019年6月20日木曜日

2019年6月20日 更新

~ ダイキン除湿機、カライエ設置工事 (工事期間2~3日間) ~

 
弊社送付のDMをご覧いただき、とあるオーナー様より
 
「室内が結露がちでクローゼットもカビの繁殖が見られるので、
 
除湿機設置を検討したい」とのご相談をいただきました。
 
そこで、早速、別荘へお伺いし、現状を拝見することとしました。
 


 
クローゼット内は整理が行き届いていますが、壁面にはカビの痕跡が…。
 
1階・2階の窓枠にも黒カビの跡が見られます。
 
当初は、クローゼット内に除湿機を設置したいとのご要望でしたが、
 
あまりにももったいない!
 
そこで、ご提案として、お問い合わせいただいた、
 
ダイキン製除湿機「カライエ」を1階と2階に一台ずつ設置し、
 
クローゼットには、乾いた空気を呼び込めるよう、パイプファンを設置し空気を動かし、
 
クロスには調湿効果のあるタイプを施工することとしました。
 
 
まずは、クローゼットの電気設備を取り外し、クロスをすべてはがします。
 
 
必要な個所には、パテで補修を行い、なるべく平滑な下地を作り上げます。
 
乾燥期間は約1日おいて、クロスを施工します。
 
 
 
クロス施工後は、換気扇とスイッチを取り付け完了です。
 
さて、いよいよ、カライエの設置です。
 
工事は、内壁から外部に貫通する排湿用の10cm程度の穴をあけ、
 
本体取付用の金属ステーを取り付けた後、
 
カライエ本体をステーに引っ掛けるように設置し、ねじで固定するだけですが、
 
100V電源が必要なため、できるだけコンセントに近い場所がベストです。
 

 
コンセントの場所や壁の中の構造(筋違や間柱など)にもよりますが、
 
条件が整えば、写真のような隠ぺい配線で、
 
下のコンセントから壁の中を通して、電源をとることができます。
 
また、2階は、洗濯物を干す機会が多いということで、
 
その近くに設置しました。
 
 
 
電源は、すぐ下のコンセントです。
 
本来は、天井近くの壁面への設置が望ましいのですが、
 
屋根の形状や施工性から設置場所を検討いたしました。
 
低い位置でも、湿度の高い場所であれば、効果があることは、
 
別の別荘で検証済みです。
 
なお、低い位置であれば、フィルターのお掃除が楽にできます。
 
 
外部壁面には、写真のようなダクトが取りつきます。
 
 
操作はリモコンで行います(右側)
 
通常運転では、60%の湿度を標準で自動運転を行い、
 
パワー運転では、50%を目指して運転します。
 
さらに除湿効果を望む場合は、ハイパワー運転を行うことで
 
連続的に除湿を続けることができます。
 
 
 
 
 
 
今後は、1か月程度運転操作を行い、
 
フィルターの汚れや、使用感を調査する予定です。
 
 
最後に、本施工記にご協力いただきましたオーナー様
 
まことにありがとうございました!
 
(写真の無断転載はご遠慮ください)